クリスマスシーズンの楽しみ、シュトーレン
11月も残すところあと半分。
2023年も1か月半で終わってしまいますね…
今年も早かったな(←まだ終わってないし、 全然終われる状況じゃないw)
ハロウィンも終わって、 街中は少しずつクリスマスムードが出てきましたね。
毎年この時期に食べているものがあります。
それはシュトーレン!!
(私にはとてもとても贅沢品!!!!!)
毎年販売されていて、 今年はピンク色の巾着がセットになっています。
(ちなみに2022年はポーチでした)
タカキベーカリーさんが製造元です。
レーズンやクランベリー、ナッツなどが入っていて、カットしたときの断面図もドライフルールの赤系と周囲に付いてい る粉砂糖の白が
クリスマスホリデーを連想させる色合いです。
これを食べると冬が来た!!って感じになります。 コーヒーや紅茶と一緒に食べるのが至福!
シナモンが効いていて、とても風味豊か。
小さなお子様だと苦手に感じる場合もあるかもしれません。
そもそも、シュトーレンってあまり聞きなれない食べ物ですよね。
シュトーレンは、 ドイツで古くから食べられている伝統的なパン菓子です。
15世紀にはすでにシュトーレンが作られていたといわれています 。
たっぷりのバターが入った生地に、ラム酒などの洋酒に漬けられたドライフルーツやナッツなどが練り込まれていて、表面は粉砂糖がまぶされていることから、 白い見た目をしています。
日持ちするお菓子で、 洋酒を効かせているため焼きあがってから時間が経つにつれて味がなじんでいき、味わいが変化していくのも特徴です。
15世紀頃のシュトーレンは現在のような柔らかいパンではなく、 水と酵母と小麦粉を練って作る質素な焼き菓子の1つでした。
当時のドイツでは、 宗教の関係でバターやミルクなどの乳製品は決まった期間でしか口 にすることができませんでした。
そのため、限られた食材の中でお菓子が作られていたそうです。
ザクセン選帝侯エルンストらがその状況を改善しようとバター禁止 令廃止の請願をした結果、1491年に「バター食用許可証」 をもらうことができ、街にバターの使用が広がったそうです。 その後、現在のような柔らかく美味しい「シュトーレン」 が誕生したとか。
日本では普段は販売しているお店が少ないですが、 クリスマス前のシーズンになると
パン屋さんやホテルでも期間限定で販売されているのを見かけます 。
普通のパンと比較するとお値段はやや高めかな、と思います。
値段もお手頃かつ店舗が多くて買いやすいのはカルディコーヒーファームのシュトー レン。
毎年販売されていて複数のドライフルーツが入っているものとオレ ンジピールがメインの2種類が出ています。
美味しくてあっという間に食べきってしまうし、「今年もう1つ買っておこうかな」 と思う頃には販売が終了している場合も多いので
気になる方はお早目にゲットしていただくことをお勧めします。
お店によって中のフルーツ、ナッツ、洋酒、 スパイスが違いますので、食べ比べてみても楽しいと思います。
本当は一年中食べたいけれど、期間限定だからこそ! の感動もありますよね。
また今夜少し切って食べちゃおうっと🎵
是非お気に入りのシュトーレンを見つけてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。