PMSと不安神経症 〜加味逍遙散料を添えて〜
私が通っているメンタルクリニックは産婦人科も診てくださるので
PMSについても相談していました。
若い頃はこんなに身体のリズムに悩むことはなかったのですが、
結婚・出産後から気になるようになり始めて
この数年は特に眠気と食欲がひどい。
普段は神経症の影響であまり食事と摂ろうと思えないことが多いのですが、生理の1週間前位からずっと何か食べていないと気が済まなかったりお菓子を爆買いして食べても納得がいかなかったり。
眠くて起きていられない。
一人で生活している分には何とかなるけれど、
子供と二人でとなると、そうもいかなくて。
病院の先生いわく、不安神経症で過度な緊張や疲労がPMSを悪化させている可能性があるということで、加味逍遥散を処方してもらっています。
この加味逍遥散は主に女性に用いられる漢方薬ですが、 不安感やイライラ等には性別問わずに適応。
冷え性、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、 不眠症などに効果があるとされています。
毎日朝夕、食前に服用しています。
(忘れること、食後になること多数)
漢方なので劇的に効果を実感した! という機会はあまりなかったのですが
この8月・9月は子供の夏休みや体調不良祭りで病院に行けず薬を 切らしていました。
そうしたらまぁPMSと思われる症状がひどいひどい。
夜は眠れないし日中は突然眠くなるし。
食べても食べても満足できないし。
家で家事しながらずーっと何か(主にお菓子) をつまんで食べていました。
加えて気分のジェットコースターのような気分のアップダウン
(これは9月に発生した子どもの体調不良も影響していると思われ ますが)
イライラと自己嫌悪の蓄積度合が薬を飲んでいたときの10倍位違 う。(自分比)
あぁ、今までは漢方が効いていたのかもしれない…と
実感した次第です。
先日ようやく病院に行けて薬をもらってくることができたので
またちゃんと継続して飲もうと決意を新たにしました。
( 風邪などの薬は症状が落ち着くと処方された分を飲み切らずに止め てしまうので)
私の場合は不安神経症の影響もあります。
絶対お薬に頼ることがいい! とも限らないし個人の方針もあると思います。
でも元々PMSや生理痛がひどくて困っている人は我慢せずにお薬 に頼ることも選択肢の一つに。
少なくとも私はQOLがだいぶ変わりました。
女性は自分の身体やライフステージなど、 折り合いをつけなければいけない要素が
デフォルトで多すぎますよね。
それなのに家事・育児・ 仕事その他諸々を健康体な男性と同じように( もしくはそれ以上に)こなせ!
って無理ゲー過ぎません?
最低限健康体でもこれなわけで、 そうではない人も大勢いるわけで。
あー、不公平。
でも不公平でも負けたくない。
娘が大人になるころには、もっと生きやすい世の中になってほしい。
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